豪・建築完了件数というのはオーストラリアの重要な『経済指標』の一つであり、発表時に相場の変動が大きくあらわれる傾向にあります。
『経済指標』とは、日本を始めアメリカ(米国)、ユーロなどの世界各国の政府・公的機関が発表する経済の状況を構成する要因を数値化したものです。この経済指標を見る事でその国の経済を知る事ができます。
投資家にとってこの『経済指標』の発表と言うのは、その国の通貨を買うか売るかの判断基準となり、非常に大切な発表です。バイナリーオプションでも同じ事が言え、為替相場が変動する時の方が動きが分かりやすく取引しやすいもの。
このページではオーストラリアの建築完了件数での狙い目と予想について説明します。
豪・建築完了件数とは?
豪・建築完了件数とは、オーストラリアで完了した建設事業の総額の増減を測定する指標です。建物の傾向および建築活動の目安を提供しています。データは2月、5月、8月、11月の四半期に分けて出されます。
発表時期は2、5、8、11月の下旬です。
発表日時は11月22日(水)09:30(日本時間)です。
発表される数値は0%を基準で前月比と比較して上がっていれば0%→1%方向に、下がっていれば0%→-1%方向に動いている事になります。
注目するポイントは、発表された数値が前期の数値・予想数値よりも高くなっているかどうかです。もちろん数値が高い方がオーストラリアの景況が良くなっているという事になります。
つまりは、発表値が予想値『1.0%』より高ければHigh方向へ動く傾向があり、その逆で予想値より大幅に下回るような事があればLow方向へ動く可能性が高いという事です。
予想 | 結果 | 変動幅 | |
8月 | 1.0% | 9.3% | +102pips |
---|---|---|---|
11月 | 1.0% | – | – |
先程にも言ったように豪・建築完了件数の指標は先月の結果と比べるよりも、予想値と比べて上か下かで為替が動く傾向にあります。
値動きとしては一気に動くというよりも10~30分かけて上か下かに動く傾向にあるので取引方法は15分取引で行いましょう。
10分~30分かけて値が大きく変動する可能性が高いので「ハイローオーストラリア」にもあるペイアウト2倍のターボスプレッド取引、取引時間は15分、取引通貨は豪ドル/米ドル(AUD/USD)の画面にして発表直後を狙って取引すると短時間で利益を得られる可能性が1番高くおすすめです。
こちらはハイローオーストラリアの取引画面です。画像内で説明している通り、基本的には相場が動いている方向に沿って取引をする『順張り』が効果的となります。
更に、以下の事にも気をつけると一度の発表だけでも取引機会が多くなり、利益を得るチャンスが増えます。
一気に相場が動いた後は大きく反転する可能性が高いため、RSIなどのテクニカルを使ってトレンドの転換点を見つけて取引をすると勝率がグンと上がるでしょう。トレンドの転換を狙って取引をするには『ハイローオーストラリアの「ターボ取引30秒」をRSIで簡単攻略!』こちらの記事で紹介、検証しているので参考にしてみてください。
前回の発表時(8月30日 日本時間10:30)のチャート!
赤い部分が発表直後の相場になります。10月の発表直後は予想値『1.0%』に対し、発表値が『9.3%』と高かった為に大きくHigh方向に動いています。発表から10分間で102pipsのプラスなので、発表値が予想値より高いと分かった瞬間に15分取引でHighでエントリーすれば勝てた相場と言えますね!