- ・グランビルの法則は「投資の世界で最強」と言われる手法
- ・コツが必要だがこの手法を使うと勝率がUP間違いなし
グランビルの法則を皆さんは知っているでしょうか?「法則」と聞くと難しそうと敬遠されるでしょうが、グランビルの法則は「投資の世界で最強」と言われる手法でバイナリーオプションにも積極的に活用できる攻略法です。
この記事では初心者にも分かりやすいようにグランビルの法則を利用したバイナリーオプションでエントリーする方法を紹介してますので是非参考にしてみてください。
グランビルの法則とは
グランビルの法則は1960年代にアメリカの著名な投資分析家ジョセフ・E・グランビルが考案したチャートパターンの分析方法で、発表から60年たった現代でも十分通用している手法となります。
グランビルの法則は「ローソク足が移動平均線に対してどのようなアクションをおこしたか」に着目してエントリータイミングを取る手法で、移動平均線を利用した分析方法の中ではシンプルでありながらも有効であると世界中の投資家が使用しています。
バイナリーオプションではグランビルの法則を主に順張りのエントリーポイントとして活用することが出来ます。
グランビルの法則で使うインジケーターはローソク足と移動平均線です。
移動平均線(Moving Average)とは、ある一定の期間のローソク足の終値の平均値を繋いだ線になります。
例えば5日移動平均線でしたらローソク足5本分、100日移動平均線でしたらローソク足100本分の値の平均値をグラフ化した線になります。
何日となっていますがローソク足の数と単純に覚えてもらって構いません。
グランビルの法則が発表された当時は200日移動平均線を使用していましたが、現在の流動性の多い市場では200日移動平均線ではなく、期間の短い移動平均線でも有効であると証明され5日移動平均線や20日移動平均線など、取引スタイルに合った移動平均線が使われるようになりました。
移動平均線はその方向や傾き、もしくは数本の移動平均線の並びを見てトレンドの方向や強さを見る最もポピュラーなインジケーターになります。
この画像は下降トレンドのパーフェクトオーダーから相場が急転している様子です。このチャートのように期間が短い移動平均線はローソク足の動きを追随し、期間が長くなるとゆっくりとした動きになります。
移動平均線には様々な種類がありますがバイナリーオプションでは主に単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)を使う場合が多く、SMAよりEMAはより価格に近い動きをする為、短期取引ではEMAを好んで使う傾向にあります。
単純移動平均線(SMA)と指数平滑移動平均線(EMA)の違いについてですが、下記の画像を見てください。
画像を見てわかるように指数平滑移動平均線(赤色)が単純移動平均線(白色)よりローソク足に近い動きをしています。
グランビルの法則のメリット・デメリット
次にメリットとデメリットについてです。
まず、メリットについてですが、購入タイミングを理解する事でより確実に勝てるポイントを見つけられるということが挙げられます。
逆にデメリットについては、グランビルの法則はバイナリーオプションを始めたばかりの初心者には購入ポイントの判断が難しいということが挙げられます。
グランビルの法則に限った話ではありませんが、インジケーターを使う攻略法は分析する力が必要なので経験と知識があったほうがいいです。
そのため次に紹介するグランビルの法則をバイナリーで活用するための基礎知識をまず理解する事から始めましょう。
グランビルの法則をバイナリーで活用するための基礎知識
グランビルの法則は8つの法則がありハイエントリーのタイミングが4つ、ローエントリーのタイミングが4つの合計8つのタイミングを法則化した手法で、以下のようなパターンとなります。
バターン①
移動平均線が下を向いている状態から水平もしくは上を向き始めたとき、ローソク足が移動平均線の下から上に突き抜けたポイント
パターン②
相場が上昇、移動平均線が上を向いている局面でローソク足が一瞬だけ移動平均線を下に突き抜け、再び移動平均線を下から上に突き抜けたポイント
パターン③
ローソク足が下降し移動平均線に近づいたが移動平均線を下に抜けることなく再び上昇したポイント
パターン④
相場が下降、移動平均線も下を向いている状態でローソク足が大きく移動平均線から乖離した(離れている)状態から戻り始めたポイント
バターン⑤
移動平均線が上を向いている状態から水平もしくは下を向き始めたとき、ローソク足が移動平均線の上から下に突き抜けたポイント
パターン⑥
相場が下降、移動平均線が下を向いている局面でローソク足が一瞬だけ移動平均線を上に突き抜け、再び移動平均線を上から下に突き抜けたポイント
パターン⑦
ローソク足が上昇し移動平均線に近づいたが移動平均線を上に抜けることなく再び下降したポイント
パターン⑧
相場が上昇、移動平均線も上を向いている状態でローソク足が大きく移動平均線から乖離した(離れている)状態から戻り始めたポイント
グランビルの法則をバイナリーオプションでの使う場合の注意点
グランビルの法則をバイナリーオプションで使う場合、先ほど解説した法則の④番と⑧番はトレンドに逆らうポイントとなり、確実に戻る可能性が少ない部分ですので他の6つのポイントをメインに使うことをお勧めします。
また、グランビルの法則はあくまでも「チャートの動きを予想するための様々な手法の基礎」である為、特に判定時間が決まっているバイナリーオプションではこの法則だけでは勝ちにくいと考えられます。
グランビルの法則をバイナリーオプションで最大限に生かすための方法
グランビルの法則はそのままではバイナリーオプションで使いにくい法則ですが、チャート分析では絶対に必要な方法です。そこで以下に挙げる手法・考えをグランビルの法則に追加すれば根拠の強い手法を作れるのではないかと考えます。
グランビルの法則にダウ理論やエリオット波動のトレンド把握の考えを加えることによって、より確実に8つのパターンを捉えやすくなるのではと考えます。
特にパターン②、③、⑥、⑦はダウ理論の上昇トレンドの場合は高値・安値切り上げ、下降トレンドの場合は安値・高値切り下げの理論にあてはまっているか、エリオット波動の何波目なのかをチェックすれば格段に成功率が上がると考えられます。
グランビルの法則を有効に使うために、マルチタイムフレーム分析(MTF)を積極的に取り入れることは非常にお勧めです。長期足のトレンド方向に短期足でエントリーするわけですから、理にかなっています。
グランビルの法則と共にチャート分析の基本としてぜひ取り入れましょう。
トレンドが発生している状態を知るために、移動平均線を追加で表示しパーフェクトオーダーを確認する方法も有効です。
またRSI などのオシレーターを表示してグランビルの法則②番③番の押し目買い、⑥番⑦番の戻り売りポイントの判断補助に使い精度をあげるのもいいでしょう。
インジケーターはグランビルの法則などのしっかりした基礎がある場合には非常に有効な判断材料ですから積極的に取り入れて良いと考えます。
グランビルの法則のエントリーポイントは相場の大きな流れの中で発生するパターンをとらえる手法なので、次のローソク足がグランビルの法則に従った動きをする確率は低いと考えます。
判定時間まで1分足なら3分以上、5分足なら最低10分以上になるようエントリーし、確実にトレンドに乗れるようにすることをが大事です。
バイナリーオプションを実際に行いグランビルの法則を検証
まず、グランビルの法則を使うためにMT4で移動平均線を表示して分析の準備をしましょう。
- 今回利用したツール
- ・分析ツール「MT4」:MT4の使い方はこちら
- ・スマホ「MT4アプリ」:MT4アプリの使い方はこちら
今回使うツールは毎度のごとく「MT4」を使います!スマホでも利用可能なのでお好きな方で一緒に分析しましょう!
PC→スマホの順で表示方法を紹介します。
①挿入②インディケータ③トレンド④Moving Averageを選択してください。
移動平均線は2本または3本表示させます。期間は分析するローソク足(1分足や5分足など)によって異なるため、細かい設定は下記のハイローでグランビルの法則を使って実際に取引検証してみたを参考にしてそれぞれ設定してください。
あと大事なのが、種別の設定です。ここは「Exponential」を選択しましょう。
線の色や太さを設定して「OK」をクリックすると設定完了です。
スマホ版では上記のように、「f」マークを押して、トレンドの中より「Moving Average」を選択してください。
移動平均線は2本または3本表示させます。期間は分析するローソク足(1分足や5分足など)によって異なるため、細かい設定は下記のハイローでグランビルの法則を使って実際に取引検証してみたを参考にしてそれぞれ設定してください。
あと大事なのが、メソットの設定です。ここは「指数加重」を選択しましょう。
あとは線の色や太さを設定して「完了」をタップすると設定完了です。
次にあると便利なインジケーターRSIの設定です。本来グランビルの法則には不要ですが、より確実に予想して取引するためのアイテムとして組み合わせて取引をする事をおすすめします。
移動平均線同様、PCは勿論スマホでも利用可能なのでお好きな方で一緒に分析しましょう!
PC→スマホの順で表示方法を紹介します。
①挿入②インディケータ③オシレーター④Relative Strength Indexを選択してください。
次に期間などの設定をします。ここでは期間は「5」。次に矢印で示した「レベル」をクリックします。
レベルの設定を「10」「50」「90」と3本表示させましょう。枠の追加は右側にある「追加」で出来ます。
線の色や太さを設定して「OK」をクリックすると設定完了です。
①挿入②インディケータ③オシレーター④Relative Strength Indexを選択してください。
次に期間などの設定をします。ここでは期間は「5」。
レベルの設定のためにレベルの右側にあるえんぴつ画像をタップして「10」「50」「90」と3本表示させましょう。
枠の追加は右上にある「+マーク」をタップすると出来ます。
線の色や太さを設定して「完了」をタップすると設定完了です。
でば実際に取引検証をしながらグランビルの法則をバイナリーオプションで活用する方法と攻略法を説明します。
今回はハイローオーストラリアのデモ取引を利用して紹介します。
- 基本事項
- ・時間帯:16:30~19:00頃(ロンドン時間、の経済指標の★3つがある場合は前後30分はエントリーしない)
- ・エントリー金額:5,000円/エントリー
- ・エントリー時間:1分足でタイミングをとり、3分ターボ取引
30分足は相場状況判断のために使用します。
インジケーターは大きな流れを判断する為に200日指数平滑移動平均線(白色)、直近の動きを見る為の20日指数平滑移動平均線(赤色)をメインチャートに設定してます。
サブチャートにRSI 期間5を設定。RSIはレベル90と10が高値つかみ・安値つかみ予防の為に使用し、レベル50ラインの上下で上昇・下降の勢いを補助的に見ます。
5分足は直近の動きを観察します。
インジケーターの設定は1時間程度の長期の流れを見る為の240日指数平滑移動平均線(オレンジ)、中期的な流れを見る為の120日指数平滑移動平均線(水色)、短期的な動きの基準として20日指数平滑移動平均線(赤色)の3本を入れ、サブチャートのRSI については30分足と同様の使い方をします。
1分足はグランビルの法則でエントリーするために使用します。
グランビルの法則は20日指数平滑移動平均線(赤色)へのローソク足のプライスアクションで判断し、50日指数平滑移動平均線(水色)、100日指数平滑移動平均線(オレンジ)の3本でトレンド判断を行います。
では実際にハイローオーストラリアでエントリーした内容を解説します。
EUR/USD30分足は下降トレンドが終了し、レンジ状態に入っていました。
ですが200日移動平均線の下を推移しておりRSIもレベル50以下で下向きの為、下降の可能性があると判断し観察していたところ、サポートライン(黄色の真ん中線)を超える動きを見せた状態です。
5分足ではサポートラインを超えたあとロールリバーサルを狙う準備をし、陽線がレジスタンスラインにタッチしヒゲをつけた場面で1分足に切り替えました。
1分足ではグランビルの法則⑦番が成立しておりダウ理論、移動平均線のパーフェクトオーダーも根拠として、ハイローオーストラリアのテックチャートの動きをみてローエントリーを行いました。
上記の画像は実際にハイローオーストラリアの3分ターボ取引をEUR/USDをLowで購入した内容です。
結果は勝利!前回安値も超えていて下降トレンドが継続している状態で取引が終了しました。
今回のポイントは、仮にサポートラインを超えてすぐエントリーした場合、取引時間の選択を間違わなければ勝っていた場面です。
しかしサポートラインを超えた時点では3分がいいのか5分がいいのか分からないので悩むと思います。
ですが少し待ったことによりグランビルの法則という根拠がプラスされ確実なエントリーが出来たと考えます。
まとめ : グランビルの法則はインジケーターと組み合わせることでより的中率が上がる
グランビルの法則はダウ理論、マルチタイムフレーム分析などと同様に、バイナリーオプションにとっても大切な知識・技術です。
今回の検証ではグランビルの法則と組み合わせるインジケーターの一例を取り上げましたが、組み合わせは無限大にあると考えますし、移動平均線を一本だけしか使わないシンプルさは、色々な手法と組合せても違和感が少ないと考えられます。
グランビルの法則がこの解説で有効ではないかと感じていただけたなら、バイナリーオプションで勝つための1つの手段としてグランビルの法則を取り入れた最強手法を作ってみてはどうでしょうか。
グランビルの法則をするのにおすすめのバイナリー業者
そして「」をするのにおすすめのバイナリーオプション業者はペイアウト率最大2.30倍のハイローオーストラリアです。
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