ダイバージェンスを利用してバイナリオプションの無駄な負けを減らそう!

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ダイバージェンスを利用してバイナリオプションの無駄な負けを減らそう!
この記事のまとめ
  • ・ダイバージェンスは相場の勢いがなくなってきたことを知らせるサイン
  • ・ダイバージェンスを理解すれば負けを減らすことが出来る

FXやバイナリーオプションの相場分析方法の一つに「ダイバージェンス」を見つける方法があります。

ダイバージェンスはみなさんも一度は聞いたことがあるでしょう。

オシレーター系インジケーターでたびたび見られる現象なんですが、いまいち使い方がわからないと敬遠されている方も多いのではないでしょうか。

ですが実は、オシレーター系インジケーターを使っている方ならば、ダイバージェンスは無駄な負けを減らせるお得な相場分析方法なのです。

この記事ではダイバージェンスを理解して、バイナリーオプションで利用できるように解説していきます。

ダイバージェンスが発生する理由

ダイバージェンスとは「相場の勢いがなくなってきたことを知らせるサイン」の事です。

ダイバージェンスは相場の「逆行現象」とも呼ばれていますが、簡単に言えばローソク足とオシレーターが逆に動いている現象を言います。

通常オシレーターは相場が上昇すればオシレーターも上昇し、相場が下降すればオシレーターも当然下降しますよね。

これはオシレーターが相場の勢いを読み取って一緒に動いているためです。

しかしオシレーターが相場の勢いがなくなってきたと読み取った場合、相場に先行して逆行するわけです。

ここで注意しなければいけない点は、ダイバージェンスは「相場の勢いが弱まっている事を知らせるサイン」であって相場転換を知らせるサインではないということです。

ダイバージェンスはどの位続くのか判断できないサインなので、バイナリーオプションのように判定時間が決まっている取引では「そろそろ相場が転換するだろう」でエントリーは非常に危険です。

あくまでダイバージェンスはトレンド相場で「そろそろトレンドが終わるだろう」と判断するサインとして使用しましょう。

ダイバージェンスの確認方法

ダイバージェンスは主に下記のオシレーター系インジケーターで確認することができます。

・RSI
・MACD
・ストキャスティクス
・CCI

この中から今回はRSIを例にして解説していきます。

RSIは相場の過熱感を見るオシレーター系のインジケーターになります。
簡単に説明すると現在相場の売りと買いの勢いのどちらが強いかを判断でき、同時にこれ以上は相場が伸びないだろうと予想できるインジケーターです。

RSIの有名な使い方で買われすぎ、売られすぎを判断する使い方があります。

RSIの期間が14の場合70%を超えると買われすぎ、30%を下回ると売られすぎと判断され、逆張りの根拠の一つとして利用できます。

ですが、RSI単体での判断はダマシが多い為、避けた方が良いでしょう。

RSIは他にもダイバージェンスの判断として使用したり、向きや角度で相場の勢いを判断できたりと、幅広い活用ができるインジケーターです。

では早速RSIでダイバージェンスを見つけた下の画像を見てください。

ダイバージェンス

上の画像は上昇トレンドでローソク足が高値を更新していますが、RSIは高値を切り下げていますね。

その後、相場が下降に転換したことが見て取れるでしょう。

このようにダイバージェンスは相場の勢いが弱くなり転換の可能性を読み取ることができるのです。

ダイバージェンスをまとめると下記のようになります。

トレンドの方向ローソク足オシレーター
上昇トレンド中高値更新高値切り下げ
下降トレンド中安値更新安値切り上げ

そしてダイバージェンスを判断する方法は、以下のようにラインを引くと判断できます。

トレンドの方向ローソク足オシレーター
上昇トレンド中高値と高値を結ぶライン高値と高値を結ぶライン
下降トレンド中安値と安値を結ぶライン安値と安値を結ぶライン

先ほどの画像は上昇トレンド中なので、ローソク足の高値と高値、RSIの高値と高値を結んだ黄色のラインが反対に進んでいる逆行減少が起きていたので、ダイバージェンスと判断できたわけです。

上の画像では綺麗に下降に転換しましたが、ダイバージェンスは相場の勢いが弱くなった事を表すサインです。

つまり、そのままレンジに移行する可能性も当然あるわけです。

しかし、ダイバージェンスを見つけることによってトレンドに乗ったエントリーを控えると選択できますよね。

上の画像でもトレンド方向のエントリーは負けを増やすだけになってしまいます。

つまりダイバージェンスはバイナリーオプションの場合、トレンド方向のエントリーはストップして、次のエントリー手法に切り替えるための一つの区切りと考えることができます。

バイナリーオプションでは通常オシレーターはエントリーポイントを探すために使いますよね。

ですがダイバージェンスを覚えれば、無駄なエントリーを無くすためにもオシレーターは利用することができ、オシレーターの利用価値がずっと高くなるわけです。

ダイバージェンスは2種類ある

ダイバージェンスにはもう一つ、トレンドの継続の可能性を表す「ヒドゥンダイバージェンス」があります。

ヒドゥンダイバージェンス

このチャートはローソク足の安値が切りあがっているのにRSIが安値を切り下げていますよね。

その後、トレンドが継続している、これがヒドゥンダイバージェンスです。

上昇トレンドの継続、下降トレンドの継続それぞれのヒドゥンダイバージェンスをまとめると以下のようになります。

トレンドの方向ローソク足オシレーター
上昇トレンド継続安値切り上げ安値切り下げ
下降トレンド継続高値切り下げ高値切り上げ

判断方法のラインの引き方は以下の通り。

トレンドの方向ローソク足オシレーター
上昇トレンド継続安値と安値を結ぶライン安値と安値を結ぶライン
下降トレンド継続高値と高値を結ぶライン高値と高値を結ぶライン

気付いた方もいると思いますがダイバージェンスとヒドゥンダイバージェンスはラインの引く場所が逆なんですね。

ヒドゥンダイバージェンスもあくまで「トレンド継続の可能性がある」だけです。エントリータイミングは別の方法を用いて判断するように心がけてください。

バイナリーオプションでダイバージェンスの効果的な使い方

ここまでダイバージェンスについて解説してきましたが、実際にどのようにバイナリーオプションで使えるのかをここから解説します。

ダイバージェンスの発生場所で次のエントリー方法を考える

ダイバージェンスは2種類ありました。

・トレンドの終わりの可能性を表すダイバージェンス

・トレンドの継続の可能性を表すヒドゥンダイバージェンス

この2つはそれぞれオシレーターのダイバージェンスが始まる位置でエントリー方法を考えることが出来ます。

■ ダイバージェンスの場合

ダイバージェンス発生場所

トレンドの終わりの可能性を表すダイバージェンスはオシレーターの売られすぎ、買われすぎからダイバージェンスが始まった場合に高い確率でトレンドが転換します。

RSI期間14はレベル30と70が買われすぎ、売られすぎです。上のチャートではRSIが70以上からダイバージェンスが始まっていますよね。

このような場合は下降に相場が転換すると考えて、下降のエントリーポイントを探す準備に入っていいわけです。

■ ヒドゥンダイバージェンスの場合

ヒドゥンダイバージェンス発生場所

次にヒドゥンダイバージェンスの場合、トレンドが継続するわけですからオシレーターは売られすぎ、買われすぎまで値に余裕が無ければいけません。

つまりオシレーターの仲値付近でヒドゥンダイバージェンスが始まった場合はトレンド継続の可能性が高くなるのですね。

このチャートでいえばRSIが50付近でヒドゥンダイバージェンスが発生しているので、上昇トレンドの押し目と判断し、ハイエントリーの行動がとれるでしょう。

逆に以下の場所でダイバージェンスが発生した場合は注意が必要です。

・買われすぎ、売られすぎレベルより内側でダイバージェンスが発生した場合

・売られすぎ、買われすぎでヒドゥンダイバージェンスが始まった場合

このような場合はダマシの可能性があると判断して、チャートの動きを観察することに徹底したほうが賢明でしょう。

下位足のダイバージェンスをエントリーの時間足で根拠にする

この方法は5分足以上の時間足でエントリーする場合に非常に有効な方法です。

どのような方法なのか今回ヒドゥンダイバージェンスの説明で使ったチャートを使用して説明します。

説明5分足

このチャートのオレンジ色の部分を見てください。

この部分は赤い水平ライン2本に挟まれたレンジを上にブレイクして、赤矢印で押し目を作ったところです。

しかしこの赤矢印の段階では再度上昇するかわかりませんよね。

そこで1分足に移動します。

説明1分足

先ほど5分足のオレンジ色の部分は、実は1分足でヒドゥンダイバージェンスが発生していた部分です。

5分足では赤矢印部分で次の動きはわかりませんでしたが、1分足を見ると赤矢印以降は上昇トレンドの可能性があると判断できると思います。

しかしこの時点でエントリーの判断をしてはいけません。理由は次に説明します。

上の説明のチャートのように過去チャートで見るとダイバージェンス、ヒドゥンダイバージェンスは判断できると思います。

しかしリアルチャートでは下の画像のようなチャートになります。

リアルチャート

どうでしょうか。リアルチャートではまだダイバージェンスの判断はできませんよね。

RSIをはじめダイバージェンス現象を出すオシレーターは、全て遅行指標つまりローソク足が確定した後の値が表示されるわけです。

ですからこのチャートの場合、次の足が確定後、初めてヒドゥンダイバージェンスと判断できるのですね。

FXの場合は次足が確定してヒドゥンダイバージェンスが確定したすぐ後に、買いのエントリーをしても利益を取れる可能性があります。

しかしバイナリーオプションの場合、判定時間内に上昇する根拠はまだないですよね。これがダイバージェンスをエントリーの根拠にできない理由でもあります。

今回の解説で使用したチャートの場合は、レンジブレイクでのエントリーのセオリーである、前回高値をブレイクしたポイントがエントリーポイントになります。

説明エントリーポイント

バイナリーオプションの場合、チャートの矢印部分でエントリーするときの根拠の一つとして、初めてヒドゥンダイバージェンスがエントリーに役立つのです。

まとめ : ダイバージェンスを理解すれば負けを減らすことが出来る

インジケーターはその特性を理解して使わなければ効果が半減してしまうものです。

オシレーター系インジケーターを理解する上でもダイバージェンスは避けて通れないオシレーターの特性ですからぜひ身に付けていただきたいですね。

しかし今回紹介したダイバージェンスはバイナリーオプションの場合、直接エントリーに結びつく相場分析の手法ではありません。

ですが、バイナリーオプションは勝ちを増やすのではなく負けを減らすことが利益を得るコツです。

勝つための手法を探し続けることは必要ですが、負けない手法を身に付ければ、もしかしたら今使っている手法の勝率が上がるかもしれませんよ。

FXやバイナリーオプションは常に勉強し続けなければ勝てない世界です。しかし正しい方法で学び続ければ必ず勝てる世界でもあります。

ぜひダイバージェンスも自分の手法として身に付けて、バイナリーオプションで負けないトレーダーになっていきましょう。

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この記事のカテゴリ:テクニカル