今週はジャクソンホール会議の動向に注目
先週の記事でも紹介しましたが、8月27日はジャクソンホール会議があります。当初は対面での会議予定でしたが、オンラインで会議で行われます。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演し、米国債など資産を買い入れる量的緩和の縮小(テーパリング)の開始へ、決定時期や具体的な手法に関する発言に注目されてます。
余談ですが、「今パウエル議長の再任をイエレン財務長官が支持」という話題で盛り上がってます。
パウエル議長は2022年2月で任期を迎えますが、継続する事で早期、量的緩和の縮小(テーパリング)への期待も持てますし、今週はジャクソンホール会議の動向に注目です。
9月3日(金)アメリカ・雇用統計の発表後は為替にボラが起こる
少し先の話ですが、直近の大きいイベントと言えば9月3日(金)アメリカ・雇用統計です。この発表次第ではドルに限らず為替全体でボラ(ボラティリティ)が起こる可能性が高いです。
予想 | 結果 | |
5月 | 67.5万人/5.9% | 55.9万人/5.8% |
6月 | 72.0万人/5.6% | 85.0万人/5.9% |
7月 | 85.8万人/5.7% | 94.3万人/5.4% |
上記のデータは直近のアメリカ・雇用統計のデータです。〇〇万人は非農業部門雇用者数で、%は失業率です。
5月は悪い結果となりましたが、6月、7月では2カ月連続で良い数字が出てます。
予想 | 結果 | |
7月 | 85.8万人/5.7% | 94.3万人/5.4% |
8月 | 75.0万人/5.2% | – |
8月の予想は非農業部門雇用者数が前回の94.3万人に対して75.0万人と悪いし数字が出ると予想されてます。
ただ失業率は5.4%に対して5.2%と改善された数字が出ると予想されているので、非農業部門雇用者数が予想に反して80万人以上の数字が出るともしかしたらドル買いが発生する可能性もあるので、注目度が高い発表となってます。
アメリカ・雇用統計は9月3日(金)21時30分に発表されるので、狙って取引をしてみましょう。
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