概要
読み方:れんじがた(きょうかいがた)ばいなりーおぷしょん
英語:Range binary
「レンジ型」とは、バイナリーオプションの取引方法の1つです。
「レンジ型」は取引時間内に、レートが設定された範囲内に「収まる」か「収まらない」かを予想する取引方法です。ワンタッチ型と同様にチャートが上がるか下がるかだけではなく動き自体を予想しなくてはいけませんが、その分ペイアウト率が高めに設定されています。
ただし、値動きが少ない時間帯では逆に予想しやすくなるので、市場が開いて時間が経ち落ち着いたときなどによく取引が行われています。また、FXを利用している人にとっては、レートが動かない時間帯は利益が出せないので、値動きがないことで利益を出せる「レンジ型」が人気となっています。
2013年現在、レンジ型を提供している業者は、国内では「IG証券」のみ、海外では「24option」と「Binary Plus」の2社となっています。
レンジ型(境界型)取引ルール説明
取引時間が1時間、入札時の為替レートを1ドル=90円でレンジ型バイナリーオプションの取引を例として説明します。
設定されたレンジ幅の上限のレートが91円、下限のレートが89円とし、12時に取引開始し13時に取引終了とします。取引終了時の13時までに、89円から91円の範囲内にレートが「収まる」か「収まらない」かを予想します。収まると思えば「IN」、収まらないと思えば「OUT」を希望の金額分入札します。
一度もタッチしたり、飛び出したりせず範囲内に収まれば、取引成功となり配当金が得られます。逆に収まらず、91円以上になったり、89円以下になったりすると取引終了となります。
●取引成功時には、業者ごとの予想的中時の配当率をかけた配当金を受け取れます。
例)ペイアウト倍率が1.9倍で投資金額が1000円の場合、配当金は1900円になります。
●取引終了時には、残念ながら投資金額は没収されてしまいますが、投資した分以上の損失にはなりません。
業者別
業者によって「取引開始から取引終了までの時間」や「1日の取引可能回数」「ペイアウト倍率」など大きな違いがありますので、各バイナリー業者を調べてみました。
国内 | 1回の取引時間 | 1日の取引可能回数 | ペイアウト倍率 |
---|---|---|---|
IG証券 | 1日 | 5回 | 1倍~30倍 |
海外 | 1回の取引時間 | 1日の取引可能回数 | ペイアウト倍率 |
---|---|---|---|
バイナリープラス | 1分後、5分後、30分後など | ナシ | 1.85倍~3.5倍 |
24オプション | 1分後、5分後、10分後など | ナシ | 1.89倍~4.6倍 |
上の表の24オプションは業者名をクリックすると、当サイトの業者情報詳細ページへと移動します。
当サイトの、海外バイナリーオプション業者情報ページ一覧はこちらから