税金と確定申告について 確定申告とは
初心者の為のはじめてガイド – MENU –
STEP.1バイナリーオプションとは?
STEP.2利益や損失ってどうやって発生するの?
STEP.3取引のルールってどんなの?
STEP.4どれくらいの資金で出来るの?
STEP.5実際に始めるにはどうすればいいの?
STEP.6税金ってかかるの?
バイナリーオプションにかかる税金
バイナリーオプションで、1年間(1月1日~12月31日)を20万円以上の利益が出ている場合は課税対象となり確定申告をする必要があります。
国内業者を利用した場合の税金は「申告分離課税」になり、海外業者を利用した場合の税金は「総合課税」と分類されます。
では、「申告分離課税」と「総合課税」の違いは何なのか?国内業者を利用した場合と、海外業者を利用した場合に分けて説明していきます。
国内業者を利用した場合の申告
ポイント1.税金の種類 申告分離課税
ポイント2.損失繰越 最大3年間繰越可能
ポイント1.税金の種類は、申告分離課税
申告分離課税 (しんこくぶんりかぜい)とは、株式などにより所得が生じた場合、他の所得とは分離して税額を計算し、確定申告によって納税する課税方式です。
一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%) を税金として収めなくてはなりません。
※平成25年から平成49年末までは復興特別所得税が上乗せされますので、税率は、所得税15.315%、住民税5%の計20.315%となります。
例えば、利益が100万円として、税金を引かれ手に入る金額はだいたい80万円ということになります。
ポイント2.損失繰越 最大3年間繰越可能
確定申告をすることにより、提出する所得を3年間持ち越せるようになります。
バイナリーオプションを続ける場合。
1年目の所得が、-100万円2年目の所得が、+200万円だったとします。
2年目に支払う税金は1年目に確定申告をしていなかった場合、200万の利益の20%である40万円を収めるべきでしたが税制改良により1年目の100万円の損失を差し引く事が可能になりました。
つまり、-100万円(1年目)+200万円(2年目)=100万円に対しての20%である20万円だけを納めればいいという事になります。なので、必ず負けていても確定申告を毎年する事をオススメします。
そして次に海外業者を利用した場合。
海外業者を利用した場合の申告
ポイント1.税金の種類 雑所得(総合課税)
ポイント2.損失繰越 不可
ポイント3.課税される所得金額が利益によって異なる
税金の種類は、総合課税
所得税には、「申告分離課税」と「総合課税」というものがあります。「申告分離課税」は先ほど上で説明した通りです。
「総合課税」とは不動産所得・事業所得・給与所得・雑所得etc…その他土地などが総合課税と分類され、国内業者で適用されていた損失繰越が適用されません。
総合課税の計算方法は、給与所得+所得の金額を合計した総所得金額から、所得控除の合計額を控除し、その残額に税率をかけた税額です。
課税される所得金額は以下の通りです。
195万円以下…5%
195万円超、330万円以下…10%
330万円超、695万円以下…20%
695万円超、900万円以下…23%
900万円超、1,800万円以下…33%
1,800万円超…40%
例えば、給与所得+所得の金額=500万円だった場合、500万円×20%=100万円の税金を払わなくてはなりません。
国内バイナリーオプション業者の場合には、所得額に関係なく税率は一律20.315%なのに対して海外バイナリーオプション業者の場合には、所得額が少なければ多くの所得税を支払う必要がないので、海外バイナリーオプション業者を利用する方が比較的に税金が安くなります。
バイナリーオプションで副業・お小遣い稼ぎとして投資をしたい方は、国内業者と比べて税金が安い海外バイナリーオプション業者がオススメです。
少額から始められるバイナリーオプション業者もあるのでぜひ、一度チェックしてみてください。▶おすすめ海外バイナリーオプション業者一覧
このように、国内業者を利用した場合と海外業者を利用した場合では税金の種類や計算方法が違うので必ずチェックしておいて下さい。
さらに詳しく情報が知りたい方は、お近くの税理士さんなどにご相談下さい。
確定申告が必要な人とは?
FXやバイナリーオプションでいうと為替差益と呼ばれますが、それらの合計が年間20万円以上となると申告しなければなりません。
年間で利益が20万円以下なら申告しなくても大丈夫です。 ※ただし、年間の給与収入額が2,000万円を超えている方は、20万円以下でも申告する必要があります。
雑書得等の金額の計算明細書の書きかた
確定申告の明細票のダウンロードはこちらから(国税庁のリンク)>>
確定申告のお問い合わせ先
確定申告は、最寄の税務署に行き確定申告作成コーナーなどを利用し確定申告書を作成するか。用紙をダウンロードし、記入し郵送する方法か、e-Tax(電子申告)により提出することが出来るので自身のやりやすい方法で確定申告を行って下さい。
e-Taxを使用する場合の手順。公式HPはこちら>>
印刷して郵送する場合と、そのまま電子送信する場合が選べます。
最近はマイナンバーカードとスマートフォンで出来るみたいなので是非やってみましょう。