様々な国が新型コロナウイルスによる経済対策を発表しております。日本の経済対策による支給金は10万、5万、12,000円と段々落ちてきていますが、どうなる事やら…貰えるなら5万は欲しいところですね。
さて、今回は3月24日~26日までの重要な経済指標をまとめています。
指標名 | 狙う通貨ペア | |
3月24日(火)23:00 | 米・新築住宅販売件数 | USD/JPY |
---|---|---|
3月25日(水)18:00 | 独・IFO景況感指数 | EUR/USD |
3月25日(水)21:30 | 米・コア耐久財受注 | USD/JPY |
3月26日(木)21:30 | 米・国内総生産(GDP) | USD/JPY |
『経済指標』とは、日本を始めアメリカ(米国)、ユーロなどの世界各国の政府・公的機関が発表する経済の状況を構成する要因を数値化したものです。この経済指標を見る事でその国の経済を知る 事ができます。
投資家にとってこの『経済指標』の発表と言うのは、その国の通貨を買うか売るかの判断基準となり、非常に大切な発表です。バイナリーオプションでも同じ事が言え、発表時には為替相場が大きく変動するのでバイナリーで勝ちやすくなります。
さて、2020年の3月24日~26日の取引チャンスをさっそく紹介していきます。
3月4週目はここに注目して取引!
米・新築住宅販売件数とは?:アメリカ全土で販売された新築住宅の販売件数を数値化した指標となっています。アメリカの新築住宅販売件数によって消費者の景気見通しとし注目度の高い経済指標です。
米・新築住宅販売件数は、アメリカの消費者の景気動向をチェックすることができると共に、住宅販売件数から家電の売上などにも繋がる事から注目されています。アメリカの景気見通しを見ることができる経済指標の1つです。
発表日時は3月24日(火)23:00(日本時間)です。
予想 | 結果 | 変動幅 | |
2月 | 71.0万件 | 76.4万件 | -2.7pips |
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3月 | 75.0万件 | – | – |
- 米・新築住宅販売件数での狙い目
- 今回の発表で予想値よりも増えた場合には、アメリカの通貨である米ドル(USD)が買われる可能性が高い。そのため、ドル高となりUSD/JPY(ドル円)などでHighの方向に動き易い。ただしその逆で、予想値に達しなかった場合にはUSD/JPYでLowとなる可能性が高いと予想しています。
独・IFO景況指数とは?:ドイツの社会調査会社が約1万社に対して、現況から今後半年後までの景況をアンケートし調査した経済指標。ドイツの景況を知る上では重要な指標の1つ。
ドイツの現状の景況を実際にアンケートを行い調査するにあたり、今後をみるための指標(先行指標)としての注目度は非常に高いです。今後のドイツの景況を予想する事ができるため、「独・IFO景況指数」の重要度は非常に高いです。
発表日時は3月25日(水)18:00(日本時間)です。
予想 | 結果 | 変動幅 | |
2月 | 95.3 | 96.1 | -5.4pips |
---|---|---|---|
3月 | 95.3 | – | – |
- 独・IFO景況指数での狙い目
- 予想値よりも高くなった場合は、ドイツ景況の期待感からユーロ高となりEUR/JPY(ユーロ円)、EUR/USD(ユーロドル)相場でHighの方向に動き安い傾向があります。その逆で、予想値よりも下回った場合はユーロ安となり、EUR/JPY(ユーロ円)、EUR/USD(ユーロドル)相場でLowとなる可能性が高いと予想。
米・コア耐久財受注とは?:アメリカの製造を主にしている企業の耐久財の受注状況を表している経済指標です。
『米・コア耐久財受注』はアメリカの製造業などの景況を測るために見られる事が多く、注目度が高い経済指標の1つです。
発表日時は3月25日(水)21:30(日本時間)です。
予想 | 結果 | 変動幅 | |
2月 | 0.2% | 0.9% | -1.9pips |
---|---|---|---|
3月 | -0.2% | – | – |
- 米・耐久財受注(前月比)での狙い目
- 今回の発表で予想値よりも増えた場合には、アメリカの通貨である米ドル(USD)が買われる可能性が高い。そのため、ドル高となりUSD/JPY(ドル円)などでHighの方向に動き易い。ただしその逆で、予想値に達しなかった場合にはUSD/JPYでLowとなる可能性が高いと予想しています。
米・国内総生産(GDP)とは:アメリカ国内で生産された最終製品や、サービスなどの付加価値の合計の事を言います。アメリカ全体の景況を知る事ができる重要な経済指標の1つです。
つまりはアメリカの経済全体を把握する事ができるため、ここで発表された数値は他にも影響が出てくるので、市場参加者の注目は非常に高いです。米・国内総生産(GDP)には「速報値」「改定値」「確報値」がありますが、今回発表されるのは「確報値」です。
発表日時は3月26日(木)21:30(日本時間)です。
予想 | 結果 | 変動 | |
3月(確報値) | 2.1% | – | – |
---|---|---|---|
2月(改定値) | 2.1% | 2.1% | +2.5pips |
1月(速報値) | 2.1% | 2.1% | +5.6pips |
12月(確報値) | 2.1% | 2.1% | +9.1pips |
11月(改定値) | 1.9% | 2.1% | -1.1pips |
10月(速報値) | 1.6% | 1.9% | -3.0pips |
- 米・国内総生産(GDP)での狙い目
- こちらの経済指標の注目度は非常に高いです。予想値「2.1%」よりも数値が良かった場合には、USD(米ドル)は買われる傾向にあるためUSD/JPY相場でHigh方向へ動きやすくなります。その逆で、もし数値が悪かった場合にはUSD/JPY(米ドル)相場でLowとなる可能性が高いと予想しています。
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