概要
読み方:ろーそくあし
英語:Candlestick
ローソク足とは、一定の時間ごとの4つの値段の指標「始値」「高値」「安値」「終値」を1つにまとめて確認できるチャートを表す方法のひとつです。
ローソク一本は時間を表しており、短いもので1分から長いもので1週間(週足)1ヶ月(月足)など設定でき、短期間のチャートから長期間のチャートまで幅広く確認できるようになっています。
ローソク足は相場の動きが集約されているため、為替相場だけでなく株価など日本で最も使われています。さらに近年では、アメリカ市場でも株価の表記方法でローソク足が利用されており、「キャンドル・チャート」呼ばれています。
日本の本間さんが「ローソク足」を考案したと言われていますが、発案者という説には疑問があり確証は得られていません。
4つの値段
始値とは、1分足、5分足などの期間に、初めて取引された値段のことです。
終値とは、1分足、5分足などの期間に、最後に取引された値段のことです。
高値とは、1分足、5分足などの期間に取引された中で、最も高い値段のことです。
安値とは、1分足、5分足などの期間に取引された中で、最も安い値段のことです。
ローソク1つ当たりの期間別
日足とは、ローソク足一本の期間を1日で表したものです。
週足とは、ローソク足一本の期間を1週間で表したものです。
月足とは、ローソク足一本の期間を1ヶ月で表したものです。
1分足とは、ローソク足一本の期間を1分で表したものです。
5分足とは、ローソク足一本の期間を5分で表したものです。
1時間足とは、ローソク足1本の期間を1時間で現したものです。
30分あしとは、ローソク足1本の期間を30分でで現したものです。
ヒゲ
「ヒゲ」とは、ローソク足の上下に紐のように伸びている線のことです。
上に伸びている線は、「上ヒゲ(Upper mustache)」と言い、先端の位置が高値を示しています。下に伸びている線は、「下ヒゲ(Lower mustache)」と言い、先端の位置が安値を示しています。
●上ヒゲ・下ヒゲの特徴
ローソク足が陽線のとき
「上ヒゲが長い」特徴は、高値と終値の幅が大きくなります。また、陰線のときは始値と高値の幅が大きくなります。
ローソク足が陽線のとき
「下ヒゲが長い」特徴は、始値と安値の幅が大きくなります。また、陰線のときは終値と安値の幅が大きくなります。